金閣寺(鹿苑寺)

金閣寺は臨済宗相国寺派の禅寺です。鎌倉時代前期、摂関家をしのぐ勢力を
持っていた太政大臣、西園寺公経の別荘北山台がありました、室町時代に
三代将軍足利義満が西園寺家から譲り受け、山荘北山殿として改造したのが
金閣寺のはじまりです。このときに作られた庭園の面影を現在にほぼ見ることが
できます
義満の死後、遺言により禅宗の寺院となり、義満の院号を取り鹿苑寺と名付け
られました



道路から入るとこんなかんじ


これが総門です


釣鐘なんかも


イチイガシさん
この先がお金を払うところ


人が溜まっとるで


Oh!キンカクーシ!
以前ここに来たのは金箔張替え直前のボロボロのときだったので
ちゃんとした金閣を見るのは初めてです


金閣の三層はそれぞれ異なる建築様式で建てられていて一層は白木造りの寝殿造、二層は武家造、
三層は仏殿造になっています。これらにはそれぞれ名前も付いており一層を法水院、二層を潮音洞、
三層はこれ以上高いところはないという意味で究竟頂くっきょうちょう)と呼ばれます


金箔を貼った舎利殿。金箔を貼る発想は義満によるものだといわれています
義満は義持に将軍職を譲ったあと出家してここに住居を移し、将軍より自由な
立場で政治を行なったそうです


池の名は鏡湖池


これは方丈。金閣と逆向きにあるので誰も見ていない


金閣寺垣。登ると安民沢に出ます


龍門の瀧です。落ちる水を受ける石は鯉の形を模したものといわれ鯉魚石と呼ばれます
瀧を登ろうとしてる様を表しているらしい


ここは安民沢。中島に建つ石塔は白蛇の塚と呼ばれ竜神信仰を
物語るものだと考えられています


ああダメだ、もう登れないし降りることもできなくなってしまう
この先には茶室夕佳亭と不動堂があって富士山を模した手水鉢なんかがあると聞いて
たけどここで引き返すことにする。一方通行だの書いてあるけどそんなの関係ねぇ!


またここまで戻ってきました。金閣寺の池には様々な島が浮かんでおり
その昔は舟でめぐりながら観賞するのが最高の楽しみ方だったとか

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