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9:22  天龍寺に着きました


天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山で、暦応2年(1339年)に足利尊氏が
後醍醐天皇の供養のために創建したお寺です。尊氏と後醍醐天皇は対立
しており、後醍醐天皇は吉野に逃れたのち崩御しました。かねてより後醍醐
天皇を京都に戻したかった夢窓国師が尊氏に、後醍醐天皇の怨霊を静め
国土への災いを防ぐことを理由に寺院の建立を勧めたことで天龍寺が
創建されたとのことです

足利氏統治時代には京都五山の第一位に据えられていました。かつては
広大な敷地と150あまりの塔頭を抱えており、嵐山全体が天龍寺のもの、
という状態だったそうです。しかしいくたびもの火災により多くの部分を失って
いったそうです


総門を入ると両側に塔頭が並ぶように建っていますが左は遠いので右側のほうだけ撮っていきます
これは弘源寺(毘沙門天)。地図見て数えると10か11の塔頭があるようですね


慈済院(弁財天)

慈済院のもうひとつの門


松厳寺(福禄寿)



天龍寺に着きました。白いのは庫裏。
庫裏は台所のようなものです、屋根には煙出しが突き出しています


というわけで庭園に入ってきました。500円
建物は方丈


ホージョー


うしろに見えるのは法堂


ここは曹源池庭園とよばれています。開山した夢窓国師の作だといわれています


天龍寺の庭園は、嵐山、亀山、愛宕山、小倉山など周囲の山々すべてを借景にした雄大な池泉回遊式庭園です


池の中央対岸にある龍門瀑とよばれる枯滝岩組み。大石を荒々しく組みあげて
いて存在感があります
現在は枯れていますがかつては山の湧水が落とされていたそうです
水の落ちるところあたりに薄い石橋も架けられています


龍門瀑の手前に立つ岩島は鶴の岩組とよばれます。鶴が天に向かって一声を放っている様を
表現しているともいわれています


多宝殿です。後醍醐天皇の像が置かれています
現在のものは昭和9年に建てられました


このあたりは百花苑とよばれる区画です


これは硯石


あれ、北門まで来ちゃった。方丈とかにも上がってみようとか思ってたけど
先にそっちを済ませときゃよかったか。でも戻るのもめんどくさいな、まっいいか


出ちゃえっと。


外側から見た北門です

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